主な登場人物紹介


※本編ネタばれ有りなので、ご覧になりたい方は#の横を反転してご覧ください。※

弥生(やよい)
外見 十二歳前後
夕陽のような橙色の髪を背中まで伸ばしている
髪型は三つ編みが多く、緋色の紐でまとめていることが多い
目は楕円がちの快晴のような碧眼
服装(第壱章〜) 桜色の着物
珠色の帯
草履
装身具(第壱章〜) なし
装備品(第壱章〜) 木刀
人柄 本編の主人公で女の子。宝治協和国(ほうじきょうわこく)内の天正村(てんしょうむら)睦月(むつき)と一緒に住んでいる。
普段はやたらのほほんとしているが、怒ると怖いらしい。
#だけど、陽炎山での一件により睦月と共に天正村を出る。
#その際に、ベルガモット王国を目指してリン達と行動を共にすることになる。
#他人の事となると勘が鋭いが、自分の事となると鈍くなる。







睦月(むつき)
外見
十二歳前後
夜のような漆黒の髪を腰まで伸ばしている
髪型は結い髪で、白い鉢巻きでまとめている
目は切れ長で、色は雪を思わせる銀色
服装(第壱章〜) 剣道の黒い稽古着
草履
装身具(第壱章〜) なし
装備品(第壱章〜) 木刀
脇差(わきざし)
懐剣(かいけん)
人柄 弥生の同居人でいつもポーカーフェイス。
剣術や薙刀、家事全般を得意としていて、弥生にその手ほどきをしている謎多き少年。
#その正体は、弥生と同い年の少女。
#“十二種族”や“能力”について何かしら知っている節を時折見せる。
#外では常に男装していないと落ち着かないらしい。
#留衣の実姉で、リン達には言えない秘密が多数ある様子。







ヴァイス・J・オーシャン
外見 十五〜十七歳前後
髪は色が緑で、襟足が短いショートカット
左目は若干緑がかった碧眼で若干猫目
右目はほぼ直線に走った傷によって見えないらしく、黒い眼帯で隠している
服装(第壱章〜) 黒い羽織
白い着流し(本人談)
素足に直接雪駄
装身具(第壱章〜) 右耳耳朶に緑色の球形のピアス
耳殻部分に色が銀、幅が7mm、大きさが細め、デザインがシンプルのイヤーカフス
装備品(第壱章〜) 緑水晶(対の太刀)
人柄 リュウの後に天正村へやって来た青年。
常に無口で、時々饒舌になる(ただし、一旦饒舌(じょうぜつ)になった後は一言も喋らない)。
#弥生に好意を寄せているらしく、彼女の事になると人が変わる。
#リンに頭が上がらないらしく『絶対に眼帯を外そうとすんな』ときつく言われている。







リュウ・ラフィッツ
外見 十六歳前後
老人のような白髪を背中まで伸ばしている
髪型は睦月と同じ結い髪で、緋色の紐でまとめている
目の色は金で、形は若干三白眼
服装(第壱章〜) 黒い羽織
薙刀の稽古着
黒い安全靴
装身具(第壱章〜) 右耳耳朶に黒の球形のピアス
耳殻部分に色が銀、幅が10mm、大きさが細め、デザインがシンプルのイヤーカフス
装備品(第壱章〜) IMI デザートイーグル
ダガーナイフ
黒水晶(大薙刀)
人柄 ある日突然、天正村へやって来た青年。自称『ベルガモット軍関係者』。
常に横柄な口調だが、優しい所もある留衣の師匠(ししょう)
三頭犬の姿をした妖魔・ケルベロスと狼犬の姿をした妖魔・ガルムを使い魔としている。
#睦月に初めて会った時、一目で正体を見抜いた程嗅覚に優れている。







留衣(るい)
外見 九歳前後
常に髪を高く結い上げて頭に紺の布を髪留め代わりにしている
髪の色、目の形と色は睦月と同じ
左肩には左足に紫色の輪をつけた大鴉(おおがらす)が乗っている
服装(第壱章〜) 黒いジャケット
白い長袖のTシャツ
黒いズボン
太く黒い皮製のベルト
黒いバッシュ
装身具(第壱章〜) 左耳耳朶に紫色の球形のピアス
右耳耳殻部分に色が銀、幅が5mm、デザインがシンプルで真ん中にラインがあるイヤーカフス
装備品(第壱章〜) ベルトの右側にマニューリン MR73のホルスターとマガジンポーチが一つずつ
左側にIMI ジェリコ941のマガジンポーチが一つ
マニューリン MR73
IMI ジェリコ941
シグザウアー SSG-3000
人柄 リュウの弟子。
銃火器に強く、その扱いに長けている。
鴉の姿をした妖鳥・ウィリーを使い魔としている。
楓とは馬が合わないらしく、常に言い争ってはリンに咎められたりしている。
#睦月の実妹で、楓が何らかの禁を犯した際の狩人を担っている。
#睦月を侮辱した者に対しては、愛銃で制裁するらしい。







(かえで)
外見 十一歳前後
銀髪を背中まで伸ばしている
氷のような碧眼で、形は若干切れ長
服装(第壱章〜) フード付きの黒いマント
白いワイシャツ
黒いズボン
黒い革靴
装身具(第壱章〜) 右耳耳朶に黄緑色の球形のピアス
耳殻部分に色が銀、幅が10mm、大きさが広め、
デザインが燻しで見た位置でラインにもクロスにも見えるイヤーカフス
装備品(第壱章〜) 左右の太ももにダガーナイフのホルスター
ダガーナイフ
人柄 銀髪碧眼の吸血鬼で、リンの弟子の毒舌家。
留衣とは馬が合わないらしく、常に言い争いをしてはリンに咎められたりしている。
リンの言う事には絶対服従。留衣に『あの弾丸』が入った銃を向けられると渋々言う事を聞く。
#『あの連中』の『あの男』と呼ばれる存在とは何らかの因縁があるらしく、自分自身の手で殺すことを望んでいる。







リン・ダーク
外見 二十四歳前後
赤髪を太ももまで伸ばしている
髪型はポニーテイル
目は狐目で色は赤
服装(第壱章〜) 黒い羽織
白衣(びゃくえ)
緋袴(ひばかま)
足袋に草履
別服装(第壱章〜) 黒いハーロックカラーのジャケット(ジャケット(えり)部分を立てている)
白いワイシャツ((そで)をジャケットごとまくっている)
黒いズボン(ズボンの裾をブーツイン)
黒い軍靴(ぐんか)(改造済みかと思われる)
装身具(第壱章〜) 右耳耳朶に橙色の球形のピアス
耳殻部分に色が銀、幅が5mm、大きさが細め、デザインが燻しでラインがあるイヤーカフス
装備品(第壱章〜) ダガーナイフ
バタフライナイフ
橙水晶(対の鈎爪(かぎつめ)付き手甲)
人柄 楓の師匠で、常に留衣と楓の言い争いの仲裁役を担当している。
外見が美人なのに、口調は下町の不良。
#作中で軍服と思われる服装をいたから、彼女がどこかの軍の関係者と言う事が分かる。
#弥生と睦月をベルガモット王国へ一緒に連れて行く水先案内人的存在。
#だけど、二人を連れて行く理由は不明。
#『九尾の紅狐』と言われると柳眉(りゅうび)を立てる。